先生から中度の眼瞼下垂を指摘された私ですが、
眼瞼下垂について、まだよく知らない人も多いと思いますので、
今回は症状や原因、解消法についてご紹介しますね。
目次
眼瞼下垂ってなんだ?
眼瞼下垂とは簡単にいうと瞼の機能異常です。
目を開けようとしても上瞼がしっかりと上がらず、
黒目の上部が隠れた状態になってしまう症状で、
高齢者のほとんどが眼瞼下垂にかかっているそうです。
眼瞼下垂の症状
瞼が重く、視界が狭くなるというのが一般的な症状ですが、
それだけではなく、目が開きにくく視界が狭まることで、肩や頭に力が入り、
常に緊張状態であることから肩こりや首、背中の張り、倦怠感、
頭痛、さらには自律神経のバランスが崩れることで気分が落ち込んだり
光を眩しく感じるなど、さまざまな随伴症状を引き起こすのが
眼瞼下垂のやっかいなところ。
私も倦怠感や極度の肩こりは歳のせいか仕事の疲れだとずっと思っていて
頻繁に鍼やマッサージに行っていましたが、楽になるのはその時だけなんですよね。
先生に眼瞼下垂を指摘されて、インターネットで調べところ
ほとんどが自分の症状に当てはまりました。
<症状の進行過程>
軽症:意識して目を開くと瞳孔がすべて見える
中等症:意識して目を開いても瞳孔(上側)の一部が隠れる
重症:かなり意識して目を開いても瞳孔が半分以上隠れる
なぜ人は眼瞼下垂になるのか(眼瞼下垂の原因)
先生いわく加齢と刺激によるものがほとんどだそうです。
アレルギーなどで頻繁にごしごし目をこする癖のある人は要注意!
あとハードレンズのコンタクトも瞼を傷つける原因になるみたいです。
先天的な筋力不足や後天的な精神疾患が理由で眼瞼下垂になる人もいるそうですが、
「超レアケース」とのこと。
私は敏感肌のため、アイライナーや化粧品ですぐに目元が痒くなってしまい
メイクを落とした後は、何度も強く目をこすっていました。
寝ている時もおそらくやっていたんじゃないかな、と思います。
眼瞼下垂は人を老け顔にする
目が開けにくい、視野が狭くなる、肩こりや頭痛などの症状だけでも
眼瞼下垂キライ!どっかいけ!という感じですが、
最悪なのが見た目にも大きく影響するということ。
目は半開きで常に眠そう、眉毛をあげるためおでこに深いシワが刻まれ、
皮膚がゆるむことで目尻にもシワができます。(いわゆるカラスの足跡)
さらに加齢によって皮膚が余ると、ぱっちり二重が奥二重や三重、四重になったり、
目の脂肪の萎縮で目がくぼんで……
と書いているだけで恐ろしい老けて見える条件のオンパレード。
しかも一つ前の投稿の写真をみていただければ一目瞭然ですが、
私、この症状すべてに当てはまっていました。
でも、毎日毎日少しずつ変化していくので、なかなか気がつきづらいんです。
眼瞼下垂チェック!
⬜︎無意識におでこにしわがよることがある
⬜︎眉毛の下の筋肉が盛り上がっている
⬜︎最近、上瞼が下がってきた
⬜︎熟睡感がない
⬜︎疲れやすい
⬜︎眼精疲労がある
⬜︎肩こり、首の痛み、背中の張りがある
⬜︎頭痛持ち
これらの症状に思い当たることがあれば、眼瞼下垂のせいかもしれません。
眼瞼下垂をやっつけよう!
眼瞼下垂の治療方法は基本は手術です。
瞼の中にある瞼板に付いている眼瞼挙筋腱膜というゴムが
伸びきってしまっている状態なので、これを短く縫い付けるとのことですが
わかったようなわからないような感じですが、
手術の方法は5つあり、症状に合わせて選定します。
1.眼瞼余剰皮膚切除術
垂れ下がった余分な皮膚と皮下組織、眼輪筋、脂肪を切除する手術で
上眼瞼挙筋は機能しているが、まぶたの皮膚のたるみが強く下垂している場合に
行います。
2.タッキング(切らない手術)
まぶたをあげる上眼瞼挙筋と瞼板の間にある腱膜を折り曲げ3箇所抜い縮める手術。
剣幕が伸びている場合に行います。
3.挙筋短縮術
伸びきった腱膜を瞼板から剥がして、長さを切って短くして瞼板に縫合し、瞼をあげる手術。
4.前頭筋吊り上げ術
まぶたとおでこの筋肉(前頭筋)の間に筋膜を移植し、
おでこの筋肉の力で瞼が上がるようにする手術。
瞼をあげる上眼瞼挙筋の力がかなり弱い、または全くない場合に適応します。
5.埋没法
皮膚を切らずに、まぶたに糸を通すことでまぶたをあげる手術。
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