さて、私が実践して効果のあった若見え&美人見せテクニック、まずは「スキンケア」編です。
スキンケア編は、土台を整える美容外科での施術と、
そこで作った肌を持続させる普段のお手入れ方法に分けてご紹介します。
メイクやスキンケアを勉強し始めた40歳の時、
私の顔は毛穴丸出し、乾燥小じわでしわしわ、くすみ、シミ&ニキビ跡だらけの汚肌でした。
“こりゃいくら頑張ってもどうしようもね〜わ”と秒で諦めかけたところ、
先生から、いろいろな施術をご提案いただきました。

と言われたものの、どうせならとすべて試したところ、
半年後には会う人会う人に「なんでそんな肌綺麗なの?!」と驚かれるほどつるつるピカピカ、
女子力なくしては足を踏み入れることも許されないシャネルでも、BAさんに

と言わしめる肌に。
汚肌がコンプレックスだった私ですが、今では全身で一番好きなパーツになりました。
肌と髪がきれいなら、それだけで絶対に若く見えます!
世の中の35歳以上のみなさまに、ぜひ参考にしていただきたいです。
目次
シミ・小じわ・毛穴を一網打尽!リフトアップや美肌に欠かせない医療レーザー
シミや小じわに効くと謳う化粧品やエステは数あれど、医療レーザーにかなうものなし。
特にシミなんて瞬殺。
レーザーがあれば、ドモホルンリンクルを肌に塗りこみ鏡を見てはため息をつく、
そんな夜にオサラバです。
レーザー施術は医療行為ですから、エステでは使えません。
効果を求めるのであればエステや化粧品で無駄なお金を使うよりも
皮膚科か美容外科に行くことを強くお勧めします。
①つるつるゆで卵肌を叶える顔のレーザー脱毛
なにはなくとも、まずしなければならないのは顔のレーザー脱毛です。
ファンデを塗った時につるんとした質感の肌を作るためには、顔の産毛が邪魔。
産毛がなくなれば、くすみもなくなり、毛穴もぎゅっとしまりますしね。
あと女性も結構ヒゲ生えてますよね。こんなもん異性に見られた日には圏外一直線。
剃り残しや剃り忘れのリスクを避けるためにも、ちゃっちゃと脱毛しちゃいましょう。
ただ、レーザーは黒いものしか反応しないので、
白くて細い産毛(と思っていても、拡大鏡でみると割と黒々している場合もありますが)なら、
あらかじめ産毛をかみそりで剃って、毛を太くしておくのも手です。
その際はちゃんとクリームを使って肌を傷つけないように気をつけてくださいね。
また、効果的かつ効率的に脱毛をするには毛周期に合わせて通院すること。
顔であれば、1ヶ月半ごと、5回程度の施術でツルツルになるのではないでしょうか?(個人差あり)
何度もいいますが、施術は必ず皮膚科か美容外科で受けましょう。
エステの光脱毛と医療レーザーでは雲泥の差。
いくら安くてもエステの光脱毛ではパワーが弱すぎて時間がかかりすぎてしまいます。
私はクリニックで顔の脱毛ついでにVIOを含む全身を脱毛しました。めちゃくちゃ快適です。
②シミ・ソバカスがあるならまずはI2PL
シミやソバカスは後述するルビーレーザーで一撃なのですが、ダウンタイムがあったり、
顔中に点在している場合、結構な金額になってしまいます。
そこで、便利なのが顔全体に照射するデンマーク生まれのアンチエイジング治療レーザーI2PL。
I2PLはシミ・そばかすなどのメラニン疾患だけでなく、毛細血管拡張による赤ら顔やニキビ跡、
さらに真皮での熱刺激による修復過程でコラーゲンの増勢によって、たるみや小じわの改善と
毛穴の収縮など広範囲をカバーしてくれます。
そのわりにお値段は20,000円程度で、ダウンタイムなし、当日メイクもOK。
高級美白クリーム買うよりも絶対にお得だと私は思います。
薄いソバカス程度なら一度の施術で消えるので、まずはI2PLからスタートし、
残ったシミやソバカスには、ピンポイントでルビーレーザーを打つことをおすすめします。
③しつこいシミ・そばかすにはルビーレーザー
I2PLで残ってしまったシミやソバカスはルビーレーザーで一掃しましょう。
私が通っているクリニックでは肝斑にも効果があるという「Qスイッチ」というシリーズの
最新機種のルビーレーザーを採用しています。
レーザーが照射される約0.1秒くらいの間に、メラニン色素の細胞のみ反応させて治療するため、
皮膚へのダメージが少ないのが特徴。ただ治療後は1週間ほど照射部分がかさぶたになります。
お値段はクリニックによりますが、
私の場合はI2PLのついでに先生がサービスでやってくださいました。
④ほくろやイボがには炭酸ガスレーザー
水分量が多く隆起のあるほくろやイボには炭酸ガスレーザーです。
メス不使用で出血も少なくきれいにとれるのでおすすめ。
こちらも先生がサービスでやってくれたのですが、
頼んでもいないほくろなどすべて取ってくれたので、
今、私の顔には目と眉と鼻と口以外、本当になんっにもありません笑
シミって本人は毎日見ていますから、気にならないかもしれませんが、
顔にシミがあるだけで、ババア感半端ないです。
眉の下から目じり、頬骨、目の下あたりのいわゆる「Cゾーン」にシミがあると
見た目年齢が7歳上がるといわれるほど。
ほくろも小さいものならチャームポイントになりますが、隆起のある大きなホクロは
透明感の妨げになるんじゃないかなと個人的には思っています。
自分が気に入っているなら問題ないですけどね。
目立つシミだけ確実に撮りたい場合はルビーレーザーをいきなり打つのもありです。
痛みもほとんどなく、値段もお手頃、1分もかからずきれいになくなるので、
若く、きれいに見せたいのであれば思い切って取ってしまいましょう。
⑤仕上げはウルトラセル。10年前のフェイスラインを手に入れる!
最後の仕上げは、高密度焦点式超音波(HIFU)、イントラジェン(GFR)、
イントラセル(SRR)の最強コンボ、ウルトラセル。
3つの技術を組み合わせて照射することで、
肌の表面(表皮)・中間層(真皮)・真皮層より深いSMAS筋膜に直接作用し、
ノーメスでシワやたるみを改善しながらリフトアップと毛穴・ちりめんじわを解消させ、
さらにダウンタイムもないという夢のようなレーザーです。
HIFU
真皮層よりも深いSMAS筋膜に直接作用しコラーゲンの収縮を起こすことで、
たるみの根本的な原因となる部分を土台から引き締めることができます。
※●●●●●はレーザーが作用する層です。
イントラジェン(GFR)
RFと呼ばれる高周波を使った治療法。
高周波を身体に照射して真皮(中間層)に熱を加えることで、コラーゲンを収縮・産生させ、
シワ・たるみを解消します。
イントラセル(SRR)
表皮から真皮上層へ熱侵襲を与え、コラーゲンのリモデリングを誘導しターンオーバーを促進させます。
目元の小じわや肌のハリの改善、毛穴の引き締めに効果があります。
このように、ウルトレセルは素晴らしいレーザーなのですが、適切な焦点深度を選んだ上で、
適切な部位に最大限のハイパワーで照射するため専門知識と技術が必要不可欠。
手術よりも手軽に受けられるレーザー施術ですが、何度も口すっぱくお話ししている通り、
慎重にクリニックを選ぶことをおすすめします。
ウルトラセルのデメリット
ウルトラセルは医療の進歩に感謝せずにはいられないすばらしい技術なのですが、
何が不満かって、とにかく痛い。眼瞼下垂の手術なんて目じゃないほどの苦痛です。
施術時間はだいたい1時間弱なのですが、汗ダラダラの涙ボロボロ、過呼吸一歩手前の
拷問タイム。
痛みに強い人なら大丈夫かもしれませんが、私は前日から憂鬱です。
それでも、我慢した以上にしっかりと効果が見られるので、
この地獄のウルトラセルを受けに今も半年に一度、クリニックに通っています。
ターンオーバーを正常にし、くすみを取り去るケミカルピーリング
いわゆる肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーは、
正常であれば28日周期だそうですが、ストレスや生活習慣の乱れ、そして歳を重ねることで
これがどんどん鈍くなり、毛穴の開きやボコボコ毛穴、くすみ、肌荒れ、ニキビなど、
どんどん汚肌、いやオバ肌に。
もちろん、私もかつては重度のオバ肌でした。しかもそれをファンデで隠そうとするから
さらにホラー。
でも、安心してください。そんなオバ肌はピーリングで解決です!
⑥グリコール酸ピーリング
グリコール酸が皮膚表面の古い角質を剥離し、肌の新陳代謝を高めます。
グリコール酸配合の化粧品も販売されていますが、濃度10%以上のグリコール酸を
安全に投与できるのは医師だけであり、ケミカルピーリングは医療行為に指定されています。
エステやホームピーリングとは全く別物ですよ。
⑦サリチル酸マクロゴールピーリング
私の通っているクリニックではグリコール酸ピーリングで肌に問題がなければ、
サルチル酸マクロゴールという薬剤を使ったピーリングに移行するのですが、
サルチル酸の刺激が強いというわけではないようです。
ただ、グリコール酸よりもよく角質が乖離されるので、治療は月1回で十分。
サリチル酸と親和性の高いマクロゴールという基剤を組み合わせているため、
角質層以外の細胞を傷つけないので敏感肌の方も安心です。
⑧イオン導入
皮膚に微弱な電流を流すことで、
有効成分を皮膚の深部まで浸透させることができるのがイオン導入。
ピーリングで角質が除去された後の肌に行うと、より効果的に有効成分が肌に浸透するため、
ピーリングの後はいつもビタミンC(無料)、プラセンタ(+5,000円)のイオン導入を追加しています。
ビタミンC
高濃度のビタミンCをピーリング後の肌にイオン導入することで、
美白、抗酸化作用による肌老化の防止、ニキビ・肌あれの改善、ハリに効果があります。
プラセンタ
プラセンタには、タンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラル、様々な酵素、
それに成長因子(EGF、FGF、HGF、NGF)が含まれています。
成長因子とは、新しい細胞が次々と生まれるように働きかけるタンパク質。
肌細胞の活性化に必要不可欠なのが、表皮細胞を再生させるEGF(上皮細胞増殖因子)と、
真皮の細胞を再生させるFGF(繊維芽細胞増殖因子)です。
プラセンタをイオン導入することで、
キメの整った、弾力と透明感のある潤い肌をつくることができます。
でも、お高いんでしょう?
最初にレーザー脱毛とI2PL、各種レーザーを受けたあと、メンテナンスとして継続しているのが、
ウルトラセルとピーリング、そしてボトックス&ヒアルロン酸(こちらは後述)。
たしかに決して安くはありません。でも、ちょくちょくエステに行ったり、高い化粧品を買うなら
やはり医療の力に頼った方が確実ですし、効果を考えるとコスパもずっといいと思います。
私が美肌をつくるために受けた(または継続中の)施術と費用まとめ
①レーザー脱毛 5回49,000円(1回目15,000円、2回目10,000円、3回目以降8000円)
②I2PL 20,000円(9月〜3月の間の月1)※照射後は紫外線NGのため秋冬のみ
③ルビーレーザー(サービス)
④炭酸ガスレーザー(サービス)
⑤ウルトラセル 200,000円(半年に1回)
⑥サリチル酸マクロゴールピーリング 11,000円
⑦グレコール酸ピーリング9,000円(月1)
⑧ビタミンC&プラセンタのイオン導入(⑦に含まれる)
上記に加えて、
ボトックス18,000円(半年に1回)とヒアルロン酸60,000円(1年半に1回)なので、
年間のメンテナンス費は584,000円。1ヶ月48,666円ですね。たけえ。
これに日々のお手入れも入ってきますから、かなり家計を圧迫しています。
もちろん、必要な施術はそれぞれですし、これはあくまで私の場合なので、
全部やらなきゃダメ!というわけではありませんよ。
ご自身に必要なものを取捨選択すれば良いと思います!
今回はとても長くなってしまいました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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